動物や自然に関する絵を描いています。 動物たちを間近で見てきた経験から、それぞれの動物の特徴や動きをとらえた絵や、それらに関した文章も書きます。   身近な自然を題材にしたブログもぜひご覧ください♪

めっちゃちっこい花たち集合!

春になりサクラが開花すると多くの人たちは上を見上げています。が、ひねくれ者の私は地面のちいさなちいさな花を探しています(^_^;)

同じように見えても調べてみたら違う種類だったということが多くとても興味深いのです。そして何より、数ミリの花を咲かせている植物が単に愛おしい♡サクラは放っておいてもみんなにキレイと言われますが、このめっちゃちっこい花たちはキレイにもかかわらずスルーされ、なんなら踏まれているのです…

なのでこのめっちゃちっこい花たちを今日は紹介します!

まずは集合写真。
ホントにこれらはすぐ近くに咲いています。どんなに小さいかというと…

爪の先くらい!
この中には8種の花が写っています。

よく見たらもう1種コハコベの左下に「スズメノエンドウ」の花も写っていました💦

さて、これらの花たち似た者同士でまとめると3つにまとまります。
まずはハコベの仲間。「ハコベ」という種名はありません。ここでは2種ですが外来種も含め日本ではまだ多くの仲間がいます。

ナデシコ科の花です。2種とも花びら1枚に切れ込みが入っていてハート形のようになっていますが、コハコベはその切れ込みが深いので10枚に見えるかもしれません。

次はムラサキ科の2種です。

小さくて見落としがちですが、どちらもよく見かけます。この写真ではわかりませんが、つぼみの集合部分がアンモナイトのようにくるっとなっているのがかわいらしいのです。

最後はイヌノフグリの仲間です。

オオイヌノフグリはけっこう名が知れているのではないでしょうか。このなかでは一番大きな花を咲かせます。実の形からその名がついたといわれることで有名な「ふぐり」はまだもう少し先の季節です(よく見るともうありますが)。また別の機会にそちらも3種比較してブログに載せたいと思っています。

すみません、アメリカフウロソウは正式にはアメリカフウロという種名です。フウロソウ科で名前のとおり外来種です。そして、スズメノエンドウはエンドウと名が付くとおりマメ科です。散歩道にマメ科植物(草本)も数種あるのでまた比較したいと思います。

あっという間にサクラの花は散ってしまいました。
でも、これらのめっちゃちっこい花たちはまだひっそりと咲いていますよ。気づいてあげてくださいね(^_-)-☆

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