以前のブログでドバトとキジバトの話を投稿しました。
日本にはまだ違う種類のハトが生息していて、そのひとつがアオバトです。
アオバトは、通常はあまり人が多くない樹木の多い場所で生活しています。本当に木の葉の色とそっくりなので、枝に止まっていたら木の葉と同化してしまいなかなか見つけられないようなハトです。
そんなアオバトは、なぜか夏になると海水を飲みに海にやってくるという不思議な習性をもっています。なぜその時期だけに海水を飲みに来るのかはよくわかっていないそうです…
そんなシーンを一度見てみたい!と思っていましたので、行ってきました!!
山からやってくるアオバトを観察した場所は、山と湖(ここは汽水湖です)に挟まれた自転車道です。
アオバトたちが海水を飲みにくるのは朝のうちということで、7時半から9時半までここで観察をしました。
この場所に移動している途中、すでに何羽かの群れが頭上を飛んでいました。群れは湖面を旋回します。
湖に来たり、山に行ったりを繰り返し、海水を飲む場所を偵察しているようです。
海水を飲むためには地面に降りなければならないのですが、いつも飲む場所はここだそうです。
残念ながら、この日は潮がなかなか引かず、ハトが降りる場所が現れなかったので結局飲むところは見られませんでした…
湖面にかなり近付くシーンも何度か見られました。
ちなみに、ハトは多くの鳥類と水の飲み方が違います。水面に嘴をつけてそのまま吸うことができるのです(普通の鳥は吸引できないので、すくった水を喉に流すために上を向きます)。
そんなシーンを見ることができなかったので描きました(^_^;)
アオバトはずっと集団で飛んでいたので、そんな写真しか撮れませんでした…
しかも、私のカメラと腕ではズームしてもピントは合わず(>_<)
「ホントにアオバトか? ドバトの群れじゃないのか⁉」と疑われても仕方ないくらいです。
でも、なんとなく緑に見えますよね?
見えます!!