イカルチドリとコチドリは見分けがつきにくいですね…。
京都の鴨川でも見ることができるこの2種。
コチドリは夏鳥なので、冬に見たらイカルチドリですが、初夏から秋にかけて見かけるチドリは一瞬どっちなのか戸惑います。結局どっちだったのかわからない時も(^_^;)
そもそも見分けがつきにくいのですが、黄色のアイリングがはっきりしているのがコチドリ。
嘴は短めでちょっとずんぐりしています。
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イカルチドリはこちら。
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顔が暗くてアイリングがわかりにくくてすみません…
嘴が長めで、コチドリよりも少し大きく、シュッとしています。
それにしてもこの姿勢、何をやっているのでしょう?
初夏からは2羽でいることが多いのですが、オスもメスもこの姿勢をしていました。
最初、「もしかして産卵!?」と思ったのですが、両方してていたので産卵ではありませんでした。
胸を地面につけるこの姿勢です。
しかも同じ場所でなく、2羽がいろいろな場所でこの姿勢をしていました。
心地の良い巣が作れそうなところを探しているのでしょうか…
今年も鴨川の中州に営巣するのでしょう。
夏になると自然災害のゲリラ豪雨もあり、中州は浸水してしまいますのでリスクを見越しての営巣です。
それ以外にも、水遊びができる鴨川では中州まで渡ってしまう人が見られます。
石と同じ色をしてカモフラージュになっているチドリたちや卵に気が付かず、巣を踏みつけてしまう事例も珍しくないようです。
どうか、チドリたちの繁殖期には中州に入らないであげて欲しいです。