動物や自然に関する絵を描いています。 動物たちを間近で見てきた経験から、それぞれの動物の特徴や動きをとらえた絵や、それらに関した文章も書きます。   身近な自然を題材にしたブログもぜひご覧ください♪

コハクチョウに会う

冬が好きな理由の一つにバードウォッチングがあります。
もちろん年中バードウォッチングはできるのですが、冬鳥が好きなのです。

今年も残り少なくなったある日、琵琶湖の北に鳥見仲間とバードウォッチングに行きました。
今回の拠点は「湖北野鳥センター/琵琶湖水鳥・湿地センター」です。
ここでいろいろな情報を教えてもらえます。

もちろん、目玉はオオワシなのですが、今回のブログではコハクチョウを取り上げたいと思います。

コハクチョウは冬鳥としてやってくる鳥です。
琵琶湖にやってきたコハクチョウたちは、朝方琵琶湖畔から餌場に向かい、夕方に琵琶湖に帰ってくるというスケジュールで生活しています。

今コハクチョウがどの餌場にいるかはセンターの方に聞くのが一番早い(^_^;)
実はその前になんとなくの場所をぐるっと探してみたのですがわからなかったのです。
センターの方の「チンアナゴのように首がひょこひょこ出ているので…」という説明のとおり、冬の田んぼといっても草丈の高いところで首をひょこっと出しているのが見えました。

遠くに白い点々が見えると思いますが、これがコハクチョウです。手前の田んぼは稲を刈り取った状態ですが、コハクチョウたちのいるところは丈が高くなっています。
今までも野生のコハクチョウを見たことがありますがいつも水辺でしたので、今回の風景はとても感動しました。

1度ですが、飛ぶ姿も見ることができました。

全体的に200羽ほどいたのですが、中にはところどころで幼鳥が見られました。
グレーの羽をしているのが幼鳥です。

そして、「麦畑」と聞いていたのですが、帰宅して画像をズームしてみるとどうやら稲のようです。稲穂がいっぱいついています。
周りの田んぼは刈り取ったよく見る冬の田んぼですので、きっとコハクチョウたちのためにこのようにお米を残しているのではと思いました。コハクチョウたちはいっぱいお米をついばんでいました。

この日は天気がよく、日が当たったこの景色がとても美しく脳裏に残っています。
これからもコハクチョウが安心して暮らすことができる環境であってほしいと思います。(安心して暮らせているといいな…)

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