キリンの分類は私が知っている限りでも今まで何度も変わり、研究者によっていくつかの考えがありますので、ここでは4種説でお話します。
その4種は、キタキリン、アミメキリン、マサイキリン、ミナミキリンです。
南アフリカのキリンはミナミキリンです。
ちなみに、私はケニアとタンザニアにも行ったことがあるのでそれぞれの地で見たキリンも紹介します。
これはケニアで見たアミメキリンです。
日本の動物園でよく見られる種です。
そして、タンザニアで見たキリンはこれ
マサイキリンです。日本では九州の動物園で数頭見られるのみです。
大きな違いは模様でしょう。
アミメキリンは柄が大きくきれいな網目模様、マサイキリンは柄が小さめでギザギザ模様、そして今回南アフリカで見たミナミキリンはパッと見網目模様に見えますが、その渕はギザギザしていました。
(色の濃さは性別、年齢の差で、オスのオトナは色が濃くなります)
そして、ミナミキリンを見て私がアミメキリンやマサイキリンと違うと思ったのは顔です。
性別や年齢、個体差ではそんなにのっぺり顔でない個体もいました。
キリンの種についていろいろ画像を見ていますが、キリンの画像を並べられて何キリンか聞かれても、わかりやすいものはきっとわかるでしょうが、微妙なものもいてとても難しいです(^_^;)