少し前のことですが、2023年10月28日に環境省のHPで見つけた「令和5年度教職員等環境教育リーダー養成研修」のプログラム・デザインコースに参加してきました。
関東から九州の方まで各地から参加されていましたが、私は開催場所が私の住む地域であったことによる嬉しい出会いもありましたので2回にわたって紹介いたします。
まず、この研修の開催場所は、OMソーラー~地球のたまご~という所でした。
こちらは、「体験の機会の場」として認定されています。
この認定制度は、土地や建物を自然体験活動や社会体験活動等の「体験の機会の場」として提供することを申請し、それを都道府県知事等が認定する制度です。
こちらでは、学校向けに環境教育プログラムを実施したり、自然観察の場として敷地内を開放したりと様々な取り組みをしているようです。
今回の研修ではそのプログラムについてお話を聞いたり、小学校の校長をされている方の講義があったり、ワークショップがあったりと有意義な時間を過ごすことができました。その他にも施設見学もあり、自然の熱と空気の流れで快適に過ごせる社屋やモデルハウスはとても素敵でした。
建物はもちろんですが、私がそれ以上に魅力を感じたのは自然豊かなフィールドでした。
木々が生い茂り池もあるため、様々な生き物がやってくるとのことでリーフレットにも多くの生き物の紹介がありました。

植栽は購入せず、この地域の植生を探すべくロケハンを繰り返し、社員の方々がどんぐりから苗を作って植えるなど採取・育苗・移植を行ったそうです。このプロジェクトを「どんぐりプロジェクト」と名付け、現在も活動を続けています。
その経緯はコチラ。

ここは元々養鰻池だったそうです。
下の写真は当初の状態で、それから約20年経った状態が次の写真です。すっかり森です。


そしてこちらの方とお話をしていていると、なんと「この施設をいつでも使ってくださいね」と言うお言葉を!
こんなところで自然観察会なんかできたらいいなぁと思っていたのでとても嬉しかったです!
と、いうことでお言葉に甘えてさっそく2回にわたってフィールド観察に行かせていただきました。
森にすべく管理をしてきて木々や植栽が育ち、多くの生き物が棲みつくようになった現在、次に見えてくる新たな課題などのお話も聞かせていただきとても勉強になりました。
その様子は次回に…