動物や自然に関する絵を描いています。 動物たちを間近で見てきた経験から、それぞれの動物の特徴や動きをとらえた絵や、それらに関した文章も書きます。   身近な自然を題材にしたブログもぜひご覧ください♪

旅の途中のノビタキ と、秋の空

ノビタキは、南の越冬地と北の繁殖地を移動をするいわゆる渡り鳥です。日本での繁殖地は北海道や東北などです。
渡りの時期には鴨川に立ち寄ってくれますので、春と秋に会えます♪(旅鳥といいます)

今年(2022年)の春に会ったオスのノビタキです。

この時メスもいたのですが、きれいに撮れませんでした…

そして秋、また立ち寄ってくれました。
※調査で、北海道に来るノビタキが越冬地に帰るルートは、本州を通らないという結果が出ています。と、いうことは鴨川に立ち寄ってくれるノビタキは本州の北の方にいた個体なのでしょうか…

10月2日のウォーキング中に発見。数日間同じところに来るので、次の日は単眼鏡、その次の日は双眼鏡とカメラも持って行きました。前日は2羽いたのですが、カメラを持って行った日は1羽だけでした。これは多分メスです。多分というのは…繁殖を終えたオスはメスに近い色に変わっているからです。

ノビタキは同じところに止まり、飛んではまた同じところに止まるので、飛んでもカメラをそのままにしておくとレンズ内に入ってきます。
止まる場所は縦に伸びた草の茎が多いです。拠点になるしっかりした茎を選び、周りの細い茎やススキの穂などにも止まります。

赤い線は茎、丸はノビタキが止まっている所です。
飼育したことはありませんが、しっかりした棒を縦にさしておけば、ノビタキはトラップのように必ず止まると断言できそうな習性です。

鴨川ではこのような中州で見ることができるので、中州の茎を見て歩くと発見できます。
写真を撮っている私を見た人は、きっと後ろにいるアオサギを撮っているのかと思っているのかも…

かわいいです♪
背景がススキなのも秋らしくていいです。

真夏に見られる野鳥はとても少なくなるので、秋になりどんどん鳥が増えてきてワクワクします。

冬といえばカモ、早くもコガモたちもやってきました。まだエクリプス(オスがメスとほとんど同じ羽)なのは今しか見られません。

さようなら夏!!わーい!!

この日は50羽くらいのコシアカツバメが乱舞していました。また来年会おうね~!

ノビタキも、また来春に鴨川に寄ってってね~!

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