あちこちでアジサイの花がきれいに咲いています。
最近はアジサイの品種もすごく多くなり、様々な形の花が見られるようになりました。
とてもキレイです!



そこで、毎年悩むアジサイの色…
「酸性とアルカリ性とどっちが青でどっちがピンクだっけ…?」
調べると、リトマス試験紙と逆だとか。
では、リトマス試験紙はどっちが赤でどっちが青?
これに対する完璧な覚え方は以前後輩ちゃんに聞いたので覚えましたよ(後輩ちゃんが小学生の頃に習った覚え方のようです)。
今回、それらをしっかり覚えるために図にしました。

アジサイの持っているアントシアニンと、根が吸い上げた土壌中のマグネシウムが混ざって反応するので、それらの量の割合で色が変わるそうです。
基本的には、日本の土壌は酸性が多いのでマグネシウムが多く、自然と青のアジサイが咲くことが多いようですが、同じ場所でも株によって赤もあれば青もある…なんて場合は、古い株などで根がマグネシウムをあまり吸収できず赤になる場合もあるとか…
アジサイの花の色は大まかにいえばこういうことなのですが、実際はそれだけではなくもっと複雑なようです。
自然の力はすごいですね。
ちなみに、最近よく見るようになった白い花の咲くアジサイは、アントシアニンを持っていないので土壌の水素イオン濃度に左右されずに白い花が咲くそうです。

余談ですが…
「pH」を私は「ペーハー」と習いましたが、最近は「ピーエイチ」と習うと聞きました(^_^;)