動物や自然に関する絵を描いています。 動物たちを間近で見てきた経験から、それぞれの動物の特徴や動きをとらえた絵や、それらに関した文章も書きます。   身近な自然を題材にしたブログもぜひご覧ください♪

秋から冬のツバメたち

今年の11月にツバメの集団を見つけてからしばらく観察を続けましたので記録として残そうと思います。今住んでいる所に住み始めて1年半ですので、今までのことと比較することはできませんが、これからの資料となればと思います。

初めて秋のツバメの集団を見つけたのは2024年11月9日でした。たまたま通った近所のそこそこクルマ通りの激しい道路の交差点とそこにあるコンビニで、電線に多くのツバメがとまってにぎやかに鳴いていました。13時ごろのことでした。

いったん家に帰って、双眼鏡とカメラを持ち現場に向かいました。ちょうど別の方も見に来ていて、お話するとその方も初めて見たとのこと。この辺に住んでいる方でした。
その日のその時間のツバメの数は165羽でした。それから夜まで予定があったので見られませんでしたが、夜に見に行ったらいませんでした。
この日からほぼ毎日、私のツバメ観察が続きました。

次の日から観察を始めると、日の出から集まりだして日の入りくらいにいなくなることが分かりました。
朝日に照らされて白い胸が真っ赤に染まるツバメたちもきれいでした。

朝はどこから来て、夜はどこに帰っていくのか、集団ねぐらがあるのか、なぜ日中に集まるのか…知りたいことがいっぱいでワクワクしました。

結論からいいますと…
・朝やってくるのはバラバラで来る
・来る方向はよくわからない(とても高いところから来ることが多く、気が付いたら上空にいることが多い)
・最初は1~3羽くらいで現れて、とても高い所で旋回しながら数が増える
・数が増えだしたら電線に止まり始める
・夕方は数羽づつ去って行く
・日没時間までにはいなくなるが、曇りの日は早くいなくなる
・飛んでいく方向は様々だが、朝と同じでよくわからない
と言うような感じで、私の印象では集団ねぐらがあるのかどうか全くわかりませんでした。集合場所から離れていろいろ探しましたがわかりませんでした…

数を数えるのは写真を撮って、ツバメの点をマーキングして数えました。

こんな感じです。

11/9に発見してからほぼ毎日観察をし、ここでは12/3(ここ以外にもう1箇所ある近くの集合場所では12/4)を最後に、12/5以降もしばらく毎日見に行きましたが集まることもツバメを見ることもありませんでした。(その間、雨が降った日やとても風が強い日などは集まりませんでした。)

そして、しばらく経った12月30日にこの近くでもある私のいつもの散歩コースで1箇所は3羽くらい、もう1箇所は10羽くらいのツバメが川の上を飛び回っているのを見ました。
今年の1月も結構多くのツバメを見ているので、これからまた川の上ではよく見かけるのだと思います。

今回のことを機に、越冬ツバメのことやツバメの非繁殖期のことを調べてみましたが、まぁみごとに情報が少ない!渡った先(東南アジアなど)では集団ねぐらがあるとのことですが…
私が今回の様子を見て考えたことや疑問点は
・基本的にこの地域には越冬ツバメが多い
・日中の集団は夏の終わりに渡りに行かなかったツバメたちが集まったのでは?
・その後渡ったのかは不明だが、12月上旬に渡り始めて、また3月くらいに戻ってくるのは効率が悪いので少し南に移動しただけなのでは?
・繁殖期と違って営巣したり抱卵したり育雛したりしなくてもいいので、自分が食べる分だけエサを捕りにいってあとは単独でいると危険なので日中は集まって過ごしているのでは?
・繁殖に使っていた巣を使って越冬すると聞いたことがあるので、夜はその巣で寝ているのでは?

まだまだわからないことだらけ。
だからおもしろいんですよねー!!

※曇りの日で見にくいですが、こんな感じで集まっていました

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