日本でよく見る「ウ(鵜)」には「ウミウ(海鵜)」と「カワウ(川鵜)」がいます。
日本には他にもウの仲間はいますが、ウミウとカワウは少し見分けがつきにくいようです。それは姿かたちもそうですが、行動範囲においてもややこしかったりするのです。
私の生活圏では海にはあまり縁がないために、目にするウはなにも考えずにカワウだと判断していましたし、実際カワウでした。
しかし、先日海でウを見てウミウなのかカワウなのかわかりませんでした。
海にいるからウミウでしょと笑われそうですが、そうではないのです。海にもカワウがいるし、川にもウミウがいることもあるのです。
この3つは全て違う川で見たウです。
そして、これが海で見たウです
ウの判定初心者の私は、ネットを中心に調べまくりました。
その結果・・・
これはカワウでした。
ウミウとカワウの違いは大きさが多少違うのですが、そんなのは並んでないとわかりません。
羽が緑掛かっている部分がどうこうというのもあったのですが、それはわかりませんでした。
決定的なのは口角のところの黄色い部分の角度がどうこう…
これは写真に撮って後でじっくり比べてみたらわかりそうですが、その場で判定するのには少し経験が必要になりそうです。
あと、ウミウとカワウの違いを調べている時に知ったことが。
恥ずかしながら私は知らなかったのですが、鵜飼いに使われているウはウミウでした。
鵜飼いは川で見られるので、てっきりカワウだと思っていました(^_^;)
では、なぜカワウではなくウミウを使うのか?
新たな謎が湧き出たので調べました。
ウミウはカワウより体が大きく、人になれやすい性質なのだそう。
セグロセキレイは人とかなり距離をとりますが、ハクセキレイはわりと近付くことができるし、なんなら向こうから近寄ってきたりもします。そんな感じの性質の違いがウミウとカワウにもあったのですね。
多分私はまだ野生のウミウを見たことがないと思います。(見ているかもしれませんが意識していないので私の中ではカウントされていません)
これからはもっと注意してウを見ようと思います!!