動物や自然に関する絵を描いています。 動物たちを間近で見てきた経験から、それぞれの動物の特徴や動きをとらえた絵や、それらに関した文章も書きます。   身近な自然を題材にしたブログもぜひご覧ください♪

ハトのはなし

突然ですがこのハトは何というハトで、オスかメスかどちらかわかりますか?

このハトを見ない日はないと言っていいくらい、一年中私たちの近くにいるハトです。
「ドバト(カワラバト)」のオスです。

私たちが普段の生活でよく見かけるハトはもう1種います。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 20220410123303_IMG_0117.jpg

「キジバト」です。
興味がないと、ドバトもキジバトも同じに見えるかもしれませんし、そもそもどっちがどっちでもいいと思うかもしれませんね(^_^;)
しかし、わかる人にとっては「ドバトとキジバトを一緒にしないでほしい…」と思ったりして…

ドバトは元々日本にはいませんでした。カワラバトというのが正式な種名なのですが、人に飼いならされた野生のカワラバトが様々な形で広がり、日本にも定着してしまったものです。

1枚目の画像だけで、なぜオスだとわかるのかと言いますと、首の太さです。
これはメスを追っている所なのですが、そんなときは首を太くします。

左がオスで、右がメスというのがよく分かると思います。

ドバトとキジバトは模様はもちろん違いますが、それ以外の大きな違いは、群れるか群れないかです。
いっぱいハトが群れていたらほぼドバトです。

キジバトは絶対ではありませんが群れることは少なく(私は見たことはありません)、だいたいが1羽かペアでいます。キジバトは元々市街地ではあまり見かけない鳥だったのですが、最近は普通に見かけます。山にいることが多かったこともあり、「ヤマバト」と呼ばれたりもします。

あと、文字で書くとわからないかもしれませんが「ぽーぽー ぽぽー」という鳴き声は多くの方が聞いたことあると思いますが、これがキジバトの鳴き声です。※ウィキペディアに鳴き声の楽譜(?)が出てます!
ドバトはこんなふうには鳴きません。
ちなみにこの鳴き声が聞こえたら、ぜひ最後まで聞いてみてください。
「ぽーぽー ぽぽー」「ぽーぽー ぽぽー」「ぽーぽー ぽぽー」「ぽー
で終わるんですよ( *´艸`)

ハトを見かけたら、ドバトかキジバトか(ほとんどドバトですが…)見分けてみてください。
日本には他にもハトはいますが、日常で見ることのできるのはこの2種です。

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