私はかれこれ子どもの頃からメダカを飼っています。小学校の頃は近所の用水路で捕まえて水槽いっぱいに飼っていました(^_^;)
1人暮らしを始めた頃の狭いワンルームマンションのさらに狭いベランダでも飼っていました。なぜかはわかりませんがメダカが好きです。
今年は繁殖期の前に環境を変えたので繁殖はあまり期待していませんでしたが、16尾のメダカたちは多くの子孫を残してくれてとても賑やかな水槽になりました。
毎年、卵を観察したり採って別の場所に移したりしていましたが、肉眼でしか見ていませんでした。メダカの卵はこのくらいの大きさです。
透明だからか、柔らかいと思われがちですがけっこう丈夫で少々指で力を入れて掴んでもつぶれません。孵化直前には中のメダカが肉眼でもはっきりわかるくらい見えます。この画像でも分かると思います。
今回、100均でスマホ用のマクロレンズを買い、メダカの卵をもっとズームで見てみることにしました。
産卵したてのものは中には何もないと思っていましたが、泡がありました。
この泡が何なのか調べたところ、孵化したての稚魚にあるヨークサック(お腹についている生まれて数日分の栄養が入った袋で、数日でなくなるもの)の素でした。ニワトリの卵でいう黄身のようなものでしょうか。
私がメダカの卵を採取しているとき、どうやって水草などに卵を付けているんだろうといつも思っていました。
肉眼ではツルッとして見える卵の周りにはとげとげがいっぱいありました。
そして、糸もありました。
黒いのは水草です。水草に糸で繋がれています。
肉眼で見えていた卵の中の稚魚もズームで見たらもっとしっかり見えました。
感動です!