5月に入り、次々と夏鳥の声が聞こえるようになりました。
特に気にしていなくても、冬には聞こえなかった鳴き声が耳に入るとすぐに「！！」となります。山の中でしか聞けない声もありますが、身近でも聞ける声があります。
身近なものから、まずはオオヨシキリ。水辺の葦などでよく見られます。
ギョギョシー ギョギョシーとなく声は、聞きなしでは「仰々しい」と言われます。
※姿は見えません
次はセンダイムシクイです。小さな鳥で、身を隠すようなところにいるのでなかなか姿が見られませんが、少し映ります。
聞きなしは「チヨチヨビー」などと言われます。
次のキビタキは身近なところでも聞こえたのですが、この映像は山の中なのでとても響いてキレイに聞こえます。
これも姿は見えにくく黄色と黒のきれいな鳥です。
鳴き声は複雑ですのでなかなか言い表せませんが、よく言われるのはピッコロのようと言われます。
最後はキビタキと同じ山で撮ったツツドリです。これも姿は見えず、遠くで「ポポ… ポポ…」とかすかに聞こえます。
ツツドリはあまり街中では見られない鳥です。
まもなく夏になると身近に鳥がいなくなり（暑すぎると涼しい所に移動する鳥が多いので）、バードウォッチャーにはつまらない季節になりますが、その前の夏鳥が渡ってきたこの季節が美しい声が聞けるチャンスです。
