春が過ぎ夏に向かおうとしているこの時期、今まで気が付かなかった植物が花を咲かせることで気付くことが多いです。
いろいろ見ていくと、「カタバミ」の種類が多いことに気付きました。
そして、調べていくとほとんどが外来種。考えさせられます。
まずは在来種(と言われている)これが日本のカタバミ。
「〇〇カタバミ」のような名前でなく「カタバミ」!
これと同じくらい昔からよく見ているカタバミがこちら
アカカタバミ。
草抜きの時に、なかなか根っこから抜けなくて苦労した印象が強いです。
南アフリカ原産と言われてています。
他にも南アフリカ原産のカタバミはこの大きくて黄色い花を咲かせる
まだ寒い時期から咲き始めて、他のカタバミが咲きだす頃にもまだ咲いている「オオキバナカタバミ」や
「フヨウカタバミ」や「ハナカタバミ」も南アフリカ原産です。大きな花をつける種類が多いですね。
そして、南アメリカ原産のものも複数あります。
この「ムラサキカタバミ」は昔からとてもよく見る種類ではないでしょうか。「イモカタバミ」は最初ムラサキカタバミかと思っていました。
そして最近知ったのですが、いわゆる日本の「カタバミ」に非常によく似た「オッタチカタバミ」というのがあるとのことですが、重なる部分も多くて判別がつきません。
ただ、とても長いものはオッタチカタバミだと思います。
矢印のところにある花がこの株の一番上です。
地上から30cmくらいありました。
花は普通のカタバミととてもよく似ています。
丈の短いオッタチカタバミもあるので、ここまで長いとよくわかりますがそうでないとまだ私には区別できません。
これらは全て私のすぐ近所で見かけるものばかりです。とても狭い範囲にこれだけのカタバミがありました。
そもそもカタバミはとても強い植物ですが、日本のカタバミは外来のカタバミたちに囲まれても生き残っていけるのかが心配です…